超単純矢印グラフィック プログラミング教育に使える?
2019.06.24 Ver1.62 Release! ここをクリックしてダウンロード
かなり昔に作ったソフトのリメイクです。初期バージョンは1997年にVisualBasicで作成しました。その後1999年にDelphi1で作り直したもものの、お蔵入りしていました。
当時は中学校技術科・情報基礎でプログラミングの体験の場面で使っていたものです。
昨今、小学校でもプログラミング学習が行われるとかで、スクラッチやプログラミン等のアプリケーションが注目されているようですが、ネットワークに繋がなくても良いものとしてみてください。
履歴
2019/06/24 Ver1.62 メニューに「はやさ」を追加した。
2019/06/17 Ver1.61 1ステップ毎にウエイトを持たせるため「おそく」「slow」「はやく」「fast」という命令を追加した。課題となりそうなサンプルPNGの添付。【ソ フ ト名】 | 超単純矢印グラフィック TurtleG ver1.60 |
【登 録 名】 | TurtleG160.ZIP |
【著作権者】 | 中丸好章 nakamaruアットa2.mbn.or.jp |
【対応 環境】 | Windows 7/10 で動作確認 |
【必要DLL】 | 無し |
【掲 載 日】 | 2018/10/19 |
【インストール方法】 | 解凍 |
【ソフトウェア種別】 | ドネーションウェア(追加機能はありませんが・・) |
【転載 条件】 | 転載を希望される方は、事前に私宛にメールをください。 |
【利用にあたって】 | 学校などで活用をされた方は、メールで感想を送ってください。 |
【開発 環境】 | Borland Delphi 4 |
【ソフト紹介・特徴】
本当に単純なタートルグラフィクを表示させるプログラムです。
・変数の加減乗除ができるようにしました。これで描画の可能性が少し広がりました。ただ、アセンブラのような命令形式でちょっとなじまないです。また、矢印の位置を中心からの相対位置で指定できるようにしました。(20170919)
・変数を9個扱うことができるようになりました。ただし、整数変数で増やすか減らすかのどちらかです。(20170816) 変数サンプル同包。
・繰り返しについてバグ修正しました。何重でもOKだと思います。(20170812)
・ 命令は漢字やひらがなが使えます。また、一つの命令に対して命令語の幅を広めています。 例 前進させる命令 FD、前、まえ、前へ、まえへ・・・
・作ったプログラムの保存、呼出し以外に、描画した図形をBMPに保存できます。
ペイントで塗り絵感覚で色を付ける活動も可能です。(最下部【参考資料】を参照してください。)
・ヘルプにはバージョン情報以外に、命令一覧、課題、繰り返しサンプルを収録しいつでもそれらを参照できるようになっています。
・BMPファイルを背景に読み込むことができる。迷路脱出などのプログラムができます。
・右クリックで命令が表示され、命令を選択するとプログラムに貼り付けられます。
【インストールの方法】
セットアップは付属していません。ファイルはZIPで圧縮してありますので適当なフォルダに解凍してください。DLL等別途インストールは不要です。
実行ファイルは「TurtleG.EXE」です。
なお、このプログラムの実行によって生じたいかなる損害について著作者は何の責任も取りません。あらかじめご承知願います。
利用上のバグ、要望などはnakamaruアットa2.mbn.or.jpまでお知らせください。
できる限りの対応は致しますが、60を過ぎたおじいさんの作品ですのであまり期待しないでください。
【スクリーンショット】
【簡単な使い方】
ファイルメニューには 「開く」「新規作成」「上書き保存」「名前を付けて保存」「名前を付けて作品を保存」「背景を読み込む」「終了」の7つの命令があります。
「開く」をクリックすると同包しているサンプルを開くことができます。
「名前を付けて作品を保存」をクリックすると、描画した作品をBMP形式で保存できます。
「背景を読み込む」をクリックすると、同包しているサンプルの図を読み込み表示します。迷路を通過するプログラムなどを考える時にBMP形式で迷路サンプルを作っておくとよいでしょう。もう少しかわいい迷路が良さそうですが・・。
背景にサンプルBMPを読み込んだ状態
背景を読み込んだ場合は「画面消去」をクリックしても再度背景が表示されます。
ヘルプメニューには「使い方など」の一つの命令しかありません。これは右下の「使い方」ボタンを押したときと同じ働きをします。ボタンを押すと
が表示されます。バージョン情報、命令一覧、サンプル課題、サンプルプログラムを見ることができます。
1行コマンドに命令を入力しエンターを押すと、その命令を実行します。
プログラムの下のテキストメモにプログラムを入力し、「実行」ボタンを押すと、そのプログラムが実行されます。
このテキストメモにマウスを移動させ右クリックすると命令一覧が表示され、必要な命令をクリックするとテキストメモに命令が貼り付けられます。必要に応じて数字を入力すればプログラムは作成できます。
「画面消去」ボタンは描画を消す時に使います。ただ、背景を読み込んだ場合は再度その背景は表示されます。背景も消したい場合はファイルメニューから「新規作成」を選択してください。
それ以外のボタンも見た通りです。
【命令一覧】
前に動かす
FD、前、まえ、まえに、前に、まえへ、前へ、前進
命令と進む量の間にスペースをいれてくださ。
例: まえに 100
後ろに動かす
BK、後、後ろ、うしろへ、後ろへ、うしろに、後ろに、うしろ、後退
右に回転させる
RT、右へ、みぎへ、右に、みぎに、みぎ、右
左に回転させる
LT、左へ、ひだりへ、左に、ひだりに、ひだり、左
軌跡の色を変える
PD、ペンを下げる、ぺんを下げる、ぺんをさげる、さげる、下げる
数値と色は 1:青 2 ・・・
軌跡を残さない
PU、ペンを上げる、ぺんを上げる、ぺんをあげる、上げる、あげる
繰り返しをさせる
REPEAT、繰り返し、くりかえし、繰り返せ、くりかえせ
命令と繰り返す数の間にスペースを入れてください。
繰り返しの最後
NEXT、次へ、つぎへ、次、つぎ、ここまで、これまで、おわり、終わり
描いたものを消す
CLS、消す、けす、最初、さいしょ
矢印をもとの位置に戻す
RP、元の位置、もとのいち
矢印の向きをもとに戻す
RDI、元の向き、もとのむき
矢印を表示させたり消したりする
SHO、矢印、やじるし
位置を変更する
位置、いち、移動、いどう、pos
例: 位置 200 100
中央から右に200 上に100の場所に移動します
変数について
変数は 「変数1」から「変数9」まで使えます。
変数の初期値の指定は 「変数1 100」のように変数名に続けスペース、数値 となります。
変数を増やしたり減らしたりするには 「ふやす 変数1 10」、「へらす 変数2 5」 となります。
変数を使う 「前へ 変数1」、「右へ 変数2」とすればプログラム上で使えます。
変数が0以下になった場合は強制的に0にします。また変数の初期値は0になっています。
変数を掛ける
掛ける、かける、mlt
例: かける 変数1 2
変数1を2倍します
変数を割る
割る、わる、div
例: 割る 変数1 1.5
変数1を1.5で割ります
Ver1.50から 「かける 変数1 変数2」 と言う計算が可能になった
【参考資料】
サンプル他のサンプル
塗り絵をすれば・・・あまり美しくありませんが・・色彩感覚が無いもので。
http://rebelrider.blog.fc2.com/ でもサポートを受け付けています。
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